Konfarm

ひと房ずつ、たしかに。

DIARY

消毒、しくじる

朝は消毒のつもりで畑に向かったのですが、風が強くて見送りました。

代わりに、花穂落としを進めることにしました。新梢ひとつにつき、5つの花穂のうち2つだけを残していく作業です。けれど今年は花芽分化が思ったほど進まず、3番目以降の花穂はすでに小さすぎて、選ぶ前から決まってしまっている枝も多くありました。

去年、葉が早く落ちて光合成が足りなかった影響かもしれません。今年はお礼肥をきちんと入れて、来年の花穂で答えを見ます。1号線の半分ほどを2時間。

午後、風が落ち着いたので農薬散布を始めました。けれど途中で動噴が止まり、見にいくと、農薬を戻すホースがタンクの外に出ていて、薬がそのままこぼれ続けていました。4号線の半分まで来たところで、もう残量がない。畑全体の3分の1も終わっていません。

畑をお借りしているヨウコさんが家から出てきて、「気づいてやれずごめんね」と。気づくのはこちらの仕事のはずなのに、その言葉の温度に、しょぼくれた気持ちが少しだけ柔らかくなりました。

そういえば駐車場をずっと占拠していて、息子さんが帰宅できずにどこかで時間をつぶしていらっしゃったことも、後から知りました。

しくじった日でしたが、人の優しさにふれた日でもありました。

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