今年も、なんとか萌芽してくれました。
冬のあいだの裸の枝を見ていると、本当にここから芽が出てきてくれるのだろうかと、毎年すこし不安になります。
春になり、気温が少しずつ上がってきて、枝の節のあたりがわずかに膨らみはじめる。それを見るたびに、ぶどうはちゃんと自分で準備をしていたんだ、と思います。
今日、畑を回ると、あちこちで小さな赤みがかった新芽が顔を出していました。
萌芽すると、嬉しさと同時に、これから始まる忙しさがいちどに押し寄せてきます。芽かき、誘引、消毒、房の整え。ひと房ずつ、今年もまた向き合っていきます。
嬉しさと、少しのため息と。
でも、どちらも悪くない春の始まりです。
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